相貌心理学で読む!幕末期の志士達と妻達の明治維新

江戸末期に起きたペリー来航、尊王攘夷運動、明治維新と日本史上最大の動乱にて活躍した人々の相貌はどのようなものだったのでしょう。

 
それぞれの立場や環境によって相貌にも特徴が見られます。
 
旧幕府軍と新政府軍の共通点とは?
 
 
旧幕府軍は主要人物として近藤勇、土方歳三、徳川慶喜、榎本武揚、
新政府軍は伊藤博文、木戸孝允、坂本龍馬 、大隈重信
 
これらの人物の顔立ちを分析してみると、意外な共通点を見つけることができました。
 
「人間関係」を異常なほどに大切にしています。
 
気が合うとか、そんなレベルじゃあありません。
同郷と言ったお互いの共通属性が精神的な結束を生んでいます。その傾向は薩長土佐が特に強いです。
政治は人脈が全てです。立場や環境が違えど、判断材料は理論より人間関係を優先します。
明日をも知れぬ動乱時代、同じ属性を持つ人間に全幅の信頼を寄せていたことが分かります。
 
このように幕末を生き延び、明治を謳歌した人物は、「人間関係の構築能力が秀でた人が多かったのでは」と仮定できます。
 
 
妻達の明治維新
 
 
もう1つ、特筆すべき点があります。彼らの幕末志士たちの妻です。
坂本龍馬や近藤勇が分かりやすいのですが、彼らは本能を抑えられないタイプで、
気持ちが高まるとすぐに行動してしまう相貌をしています。
 
そんな抜き身の刀のような危険な夫には、鞘となる妻がいました。
彼女らの相貌を見ると、感情的に判断する夫を理性的に論理的に諭して常にコントロールしていたことが分かります。
妻達の力量が推し測られます。
 
ほかにも今でこそ英雄扱いされている伊藤博文ですが、浮気しまくりのダメンズです。
世が世ならパチンコにハマってる近所のおじさんでしょう。そんな人が初代総理大臣にまでなれた背景に妻の功があったに違いありません。
伊藤の妻は芸者出身ということで、男を立てながら上手くコントロールする術を身に付けていたのかもしれません。
 
何にせよ夫の志士たちばかりがクローズアップされていますが、
明治維新の立役者の影には、有能な妻の存在がいたことを忘れてはいけません。
 
周囲との人脈、そして支えてくれる妻。いずれも人間関係です。
人とのつながりが新しい世界を作ります。それは歴史的にも相貌的にも証明していることです。

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