こんにちは。伊藤スミレです。
今回は特別な新月のメッセージをお届けいたします。あなたの心に直接響く“魂の言葉”としてのリーディングをお伝えします。
◆ 新月が告げる「深い再生」
2025年11月20日午前19時27分、さそり座の終わりの度数で新月が起こります。
水星がぴたりと寄り添い、天王星が向かい合い、海王星が優しく調和します。
そして、木星と土星がそれぞれ安定と拡大の力で新月を支える――そんな強力なエネルギー構成です。
さそり座は「死と再生」を象徴する星座。
この新月は、あなたの中で終わりかけているものに“最後の光”を当てる瞬間です。
そしてそれは、喪失の悲しみではなく、魂が本来の姿へ還るための脱皮。
長く続いた縁や役割、あるいは思考の癖まで、もうあなたを守ってくれない殻を静かに脱ぐときが来たのです。
◆ サビアンシンボル「首長に子供たちの命乞いをするインディアンの女性」
この度数には「愛による赦し」「命を守るための祈り」という深いテーマがあります。
それは“正義や理屈”よりも“魂の真実”を選ぶ姿勢の象徴です。
つまり、この新月は「あなたの心が何を守りたいのか」を問うタイミング。
誰かのために耐えてきた人ほど、ここでようやく気づきます。
――“本当に守るべきは、自分自身の魂”なのだと。
今までのあなたは、誰かの期待に応えるために、自分の感情を後回しにしていませんでしたか？
この新月は、そうした「無意識の自己犠牲」を終わらせるための扉です。
涙が出るような別れや終止符の中にこそ、あなたの新しい生命力が芽生えているのです。
◆ 人間関係の「浄化と再構築」
今回の新月は「他者との関係」を示す領域で起こります。
誰かとの深い絆、共依存、執着、あるいは愛憎――それらがすべて浮き彫りになるでしょう。
長い間、あなたを縛っていた“見えない鎖”が切れる時期でもあります。
人との縁は「切るか続けるか」だけではなく、**“形を変えて生まれ変わる”**こともあります。
心の奥で「この関係を続けたい」と思うなら、新しい形を模索してみてください。
一方で、心のどこかで「もう疲れた」「もう十分学んだ」と感じる関係は、
感謝を込めて静かに手放すことが最善です。
終わりは決して敗北ではありません。
むしろ、「もうここで学びを終えた」という宇宙からの卒業証書のようなもの。
あなたが勇気を出して一歩踏み出すとき、
宇宙は必ず“新しい縁”を用意してくれます。
◆ 水星コンジャンクション ―「心の声を聴く力」
この新月は水星とぴたりと重なっています。
水星は「思考」「言葉」「理解」を司る星。
つまり、心で感じていることを言葉にする力が強まる配置です。
これまで感情が絡み合いすぎて、誰にも言えなかったこと。
我慢してきた本音。
それらを「自分のために」語る時が来ています。
たとえ相手に伝える勇気がまだなくても大丈夫です。
まずは、自分の胸の中で言葉にしてください。
書き出す、声に出す、祈る――どんな形でもかまいません。
言葉にすることで、あなたの心は整理され、内なる静寂の場所へ導かれていきます。
◆ 天王星とのオポジション ―「揺さぶりが、あなたを自由にする」
天王星は“変革”をもたらす星。
今回の新月では、予期せぬ出来事や感情の爆発を通じて、あなたに**「目を覚ましなさい」**と告げてきます。
それは人間関係の崩壊として現れるかもしれませんし、価値観の大転換として訪れるかもしれません。
ですが、どうか恐れないでください。
混乱の中にこそ、真実があります。
天王星は、あなたを苦しめるためではなく、あなたを本当の自由へ導くために現れているのです。
「もう同じ場所にはいられない」
そう感じたら、それは宇宙からのGOサイン。
変化を恐れるよりも、「この変化をどう生かすか」を考えてください。
それがさそり座の再生力を最大限に活かす方法です。
◆ 海王星のトライン ―「魂の癒しと赦し」
海王星は、すべてを包み込む慈愛と、無条件の赦しを象徴します。
この星が新月にやさしく寄り添うことで、
心の痛みや後悔が、静かに溶けていく癒しのプロセスが始まります。
許せなかった過去。
自分を責め続けてきた罪悪感。
「こうあるべき」と縛っていた思い。
そのすべてを、海王星は“愛”という光で包み直してくれます。
涙が出る夜があるかもしれません。
けれど、それは魂が生まれ変わる前の浄化の涙。
どうかその感情を抑え込まず、流れるままに感じてください。
それが、新しい未来への最初の祈りになるのです。
◆ 新月に行いたいスピリチュアル・アクション
静寂の儀式を行う キャンドルを灯し、深呼吸をして、心の中で「私は古い自分を卒業します」と宣言しましょう。 手放したいものを書き出す 関係・感情・癖・恐れ――今のあなたに不要なものを紙に書き、感謝を込めて破る。 再生の意図を明確にする 「私は誠実な愛を受け入れます」「私は自分を信じて生きます」 肯定的な言葉で新しい意図を設定してください。 水に触れる お風呂・川・雨・涙――どんな形でも構いません。 水はさそり座の元素“感情”を浄化し、魂をリセットします。
◆ 終わりに ―「静かな夜に、魂の声を聴く」
さそり座新月は、“見えない世界での始まり”を告げる新月です。
外の世界はまだ静止しているように見えるかもしれません。
しかし、内なる世界ではすでに新しい鼓動が鳴り始めています。
あなたが過去を手放すとき、
宇宙はその空白に新しい愛、新しい出会い、新しい自分を送り込んでくれます。
どうかこの夜は、自分の心に優しく寄り添ってください。
そして、どんな終わりの中にも“再生の芽”があることを信じてください。
――生まれ変わる勇気を持つあなたへ。
この新月が、あなたの魂に深い安らぎと希望の光をもたらしますように。
伊藤スミレ
11月の鑑定スケジュール
第三の眼
日程 20日、27日.木曜日
12時〜20時
場所
JR代々木駅、地下鉄副都心線北参道駅より徒歩3分
占い処すずらん
【飯田橋再開発の為、11月24日現在の場所での営業は終わります。営業再開のお知らせをお待ち下さいませ】
日程 毎週月曜日、
11時〜20時
場所 地下鉄東西線、JR、都営大江戸線、飯田橋駅より徒歩5分
個人鑑定
日程 毎週火曜日 11時〜20時
場所 地下鉄東西線東陽町駅、又は
地下鉄日比谷線小伝馬町駅
ご希望のお時間がある方はお早目にご予約ください。当日予約も可能ですが満席になる場合もございます。 心よりお待ち申し上げます(*’ヮ’*)
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