【2025年8月9日・水瓶座満月】
その優しさは、あなた自身を大切にしてこそ輝く。
こんにちは。占い師の伊藤スミレです。
今回は、2025年8月9日16時55分に迎える「水瓶座満月」からの深いメッセージをお届けいたします。
◆ 満月とは「立ち止まって、見つめ直す時」
占星術において「満月」は、完成と成熟の時。
それは何かを始める瞬間ではなく、自分の歩んできた道を静かに照らし出し、「本当にこれでよかったのか」と魂に問いかける時なのです。
今回の満月は、月が水瓶座1ハウス、太陽がしし座7ハウスで起こります。
これは、「自分自身」と「他者との関わり」のバランスに光を当てる満月です。
◆ 水瓶座満月からの問い——「あなたは、自分を大切にできていますか?」
水瓶座17度のサビアンシンボルは「番犬が自分の領域を守っている」。
それは、“バウンダリー”を意味します。
つまり、「自分の心の領域」を誰にどう開くのか、どこまで許してしまっていたのか——を見直すタイミングなのです。
あなたは、こんな経験はありませんか?
頼まれると断れなくて、自分の時間を削ってしまう 相手に嫌われたくなくて、言いたいことを飲み込んでしまう 「いい人」と思われることを優先し、自分の本音を見失ってしまう
その優しさや思いやりは、きっと本物です。
でも——その優しさは、あなたが自分を大切にしてこそ、本当に力を持つものになるのです。
◆ 「他者とつながる」ことは、「自分を消す」ことではない
今回の満月では、7ハウス(他者との関係)にしし座の太陽、水星、木星が集まっています。
人と関わることで広がる世界、人との対話から得られる気づき、それは確かにかけがえのないものです。
でも、他者とつながること=自分を犠牲にすることではないということを、どうか忘れないでください。
たとえばボランティアやサポートの場面で、
「自分さえ我慢すればうまくいく」と思い込んでいませんでしたか?
本当に必要なのは、“与える私”と“守る私”のバランスを取り戻すことなのです。
◆ しし座の太陽が伝える——「日常にこそ、真実の愛がある」
しし座17度のサビアンシンボルは「ベストを着ていない聖歌隊」。
これは、特別なステージでなくても、日常の中にこそ感動と愛が宿るという意味を持ちます。
つまり、「輝かなきゃ」「認められなきゃ」と無理に頑張るのではなく、
何気ない毎日の中で、あなたがあなたらしく生きていることにこそ、本当の価値があるということ。
だからこそ、この満月はこう語りかけてきます。
もう、誰かの期待に応えるために、自分を偽らなくていい。
あなたの“そのまま”が、すでに愛される価値を持っているのだから。
◆ 情報に振り回されない強さを育てよう
水瓶座は「情報」「インターネット」「集団意識」ともつながる星座です。
現代は、SNSやニュース、他人の意見があふれる時代。
気づかぬうちに、“誰かの正解”に合わせて、自分の声が聞こえなくなっていませんか?
本当に大切な情報は、あなたの内側にある直感と静かな気づきの中にあります。
この満月は、「あなたが信じるべきものは、あなた自身だよ」と、強く優しく語りかけてきます。
◆ まとめ——今夜、自分の心に手を当てて問うてみてください
私は、ちゃんと私を大切にできているだろうか? 誰かの期待や評価に、自分を預けすぎていなかっただろうか? 私の心が本当に望んでいるものは、何?
その答えは、他人の言葉や時代の流れの中ではなく、
あなたの魂の奥深くに、静かに存在しています。
◆ あなたを取り戻すために、占星術という“鏡”を
私は、顔相・占星術・タロットを通して
「本当の自分を生きたい」と願う方々の心に寄り添う鑑定を行っています。
この満月のメッセージが心に響いた方へ——
今こそ、自分の境界線を整え、自分を取り戻す旅を始めるタイミングかもしれません。
あなたの心が「もっと自由に」「もっと自分らしく」羽ばたけるように、
私の鑑定が、その一歩を照らす光になれたら幸いです。
どうかこの満月が、あなたにとって「目覚め」のひとときになりますように。
もう誰にも、そして何よりも、自分自身をないがしろにしなくていい。
あなたは、あなたのままで素晴らしいのです。
心を込めて
伊藤スミレ
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